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新卒新入社員は1年間の研修を経て配属先が決まります≪研修・教育について⑤≫

こんにちは。
2021年入社で、47都道府県をめっちゃ早く言える岩野です。

私は製造研修について紹介します。
これまで技術、営業で3カ月ずつ研修してきました。
コンクリートとは何だろうから始まり、営業では実際に現場に行き、
製品が運ばれてきて施工されるところを見てきました。

今回の製造研修では、製品がどのようにして作られているのか
工場内で製造業務を経験しながら見ています。
配属は2年目に行われますが、営業配属になったときには、
製品の吊り方や施工に関しての注意点などが役立ち、
製造配属になれば、製造研修で経験したことが活かされる
と思います。

では工場研修では何をしているか話していきます。
工場は、技術、営業と始業時間が異なります。
技術、営業は8:30始業ですが、工場は8:00始業で、
事務所での朝礼から一日が始まります。
その後、事務所を出て、ラジオ体操を行い、
終わり次第、各班の朝礼が行われます。

休憩は10:00,15:00に10分の休憩、
12:10から13:00までがお昼休憩となっています。
もちろん10分休憩に関しては切りがいいところで行くので
人により多少のずれはあります。

福岡工場には品質管理グループと製造グループがあり、
製造グループは、工場の製造部門の統括と工程管理を
行っています。工場の製造部門の体制は、各工場によって
異なりますが、概ね製品製造・鉄筋加工・フォークリフトによる
製品運搬、型枠加工や出荷準備など各作業をいくつかの班に
分けて作業を分担しています。製品製造以外の各班では、
製品の中に入れる鉄筋を加工する班、出来上がった製品を
外の置き場に移動させたり、トラックへの積込みを行う班、
製品を作るための型枠を鉄製もしくは木製で加工・製作
する班があります。

品質管理グループではコンクリートの中に入っている骨材の
試験や、試験練りというコンクリートの配合の試験を行っています。

製造研修も約2カ月経ち、製品製造で4週間、
今は鉄製型枠の加工をする班で研修をしています。

ちなみに、どのような研修の内容だったのか紹介すると・・・
最初の2週間は、基本的に大型の製品を作る班で研修を行い、
地中に埋めて消火の水を溜める防火水槽などを作っています。
次の2週間は、高速道路の中央分離帯で使われる
PGFという製品や水路として使われるYT水路という製品などの
製造経験をしました。
製品製造の研修では、製品を型枠から出す作業や、
型枠を組む作業、組んだ型枠にコンクリートを投入した後に、
仕上げと呼ばれる作業をして、インナーバイブという振動する
棒状のもので突きコンクリートの中の気泡を抜き、
表面をコテで平滑にする作業をしました。
この仕上げ作業で製品の出来が大きく変わるため、
大事な作業を経験しました。
インナーバイブを突くときも突いてはいけないところがあり、
コテ仕上げも平滑にするのが難しく時間はかかってしまったけど、
次の日に製品が出来上がったのを見ると、
自分が仕上げた製品だと思うとすごくうれしい気持ちになりました。

これから道路横の側溝などを製作する班や鉄筋加工なども
体験しますが、鉄筋の加工は出来上がったところしか見たことがない
ので、どのように作られているのか気になるので楽しみにしています。

最後に技術・営業・製造と研修してきて感じることは、
どの部署が欠けても成り立たないということです。
コンクリート製品をお客様の元へ安全安心にお届けするために、
各部署がしっかりと目的を持ち、仕事をしていることを感じます。
インフラ整備を支えている会社の一員として、
多くの人が安全で安心して暮らせるまちづくりをしている”という
自覚を持って、これからも研修を頑張ります。

では、ご安全に!!

※工場でのあいさつは、‟ご安全に“なんですよ。メーカーあるある